ミリオンダラー・ベイビー Plot

ロサンゼルスの寂れたボクシングジムの門を叩いた田舎育ちのマギー。ジムのオーナー兼トレーナーのフランキーは彼女を拒んでいたが、彼女の真剣さに打たれ、彼女のトレーナーとなる。お互いに父娘の関係をなくしている2人は、激しいトレーニングの中で人間的に歩み寄っていく。アカデミー賞作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞の主要4部門を受賞した話題作。

ミリオンダラー・ベイビー Actors

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ミリオンダラー・ベイビー Comments (20)

bofjnzw
bofjnzw
女性ボクサーのサクセスストーリー的な感覚で観始めた。確かにイメージ通りに話は進み、タイトルを手にしようとした瞬間から、
救いのないストーリーへと変化した。
しかし、ろくでなしの家族に囲まれて過ごす人生では味わう事が出来ない人生を自ら選択し、最高のトレーナーと出会い、散っていった彼女は決して不幸ではなかったと思う。
uxkubbz
uxkubbz
クリント・イーストウッドの監督作品でも観てみようと軽い気持ちで観たら感動作品でした。

素人だった女ボクサーが、世界チャンピオンを目指し、順調に勝ち進んでいく爽快なシーンを見ながら、これで終わるわけないよなぁと疑問を抱きました。

暴力描写や流血たっぷりですが、それ以上に重い描写があるんで、人生に苦労した成人におすすめです。
toxxuh
toxxuh
エンディングが、前情報無しで見たので、ほぼ予想外の展開でびっくりした。その前の部分は前フリだったんだと思うほどに。

前半部のいわゆるスポ根シーンは女性ボクサーが這い上がるという内容で、ボクシング✖️クリントイーストウッドの相性もまた良いなと思った。
その節々で家族、母が出てきて、子が思ってもみない活躍ぶりに勝手に家をプレゼントされて逆に母の境遇も分かるわーって思ってた。
またここらへんでは何がミリオンダラーベイビーなのかあまり分からなかった。

そして後半部、最終ボクシング相手の凶弾に、リングを反則的に倒れてしまう。そこから、入院生活が始まり足の切断を余儀なくされてしまう。
それを葛藤に生きるのか死ぬのか、マギーの師であるクリントが助けるべきなのか、よもや殺すべきなのか、家族に財産を分けるべきかそうではないのか、
それぞれの苦悩と葛藤が交差していき最終シーンに向かう。
彼女自身がミリオンダラーベイビーになった今、幸せとは何なのか、誰にとっての幸せなのか。
非常に考えさせられるし、胸に染み入る物語だ。
vapfhyo
vapfhyo
イエーツの詩集

「ミリオンダラー・ベイビー」で老トレーナークリント・イーストウッドが手にしていた小さな詩集。皆さんもお気づきになりましたか?

映画が終わって、しばらく茫然としていましたがとても気になったので買って読みました。

W ・B イエーツ (アイルランド)

「湖島イニスフリィ」

さぁ 立ち上がり イニスフリィへ出掛けよう
そこには粘土と小枝で小さな小屋を建てよう
そこには九畝の豆畑と蜜蜂の巣箱を作り
蜂が飛び交う林間で一人暮らすとしよう

湖島では 少しは安息が得られよう
朝霞の立つ処にもコオロギのすだく処にも 安息は雫となってゆるやかに訪れるから

湖島では 夜半は隈なく微光に包まれ 真昼間は紫の光に輝き 夕暮れは紅雀の翼で埋め尽くされる

さぁ立ちあがって出掛けよう
昼夜を分かず湖水の波のひそやかに岸辺を洗う音が聞こえるから

車道や灰色の歩道に立っても
胸の奥処に 岸辺を洗う波の音が聞こえる
【中林孝雄・良雄 訳】

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病室を出て行った老トレーナーの背中が思い出されます。胸が痛いです。安らぎあれと、祈るほかありません。

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イーストウッドはイエーツが好きなようですね。
「マディソン郡の橋」や「インビクタス」にも彼の詩が登場します。
gndvfc
gndvfc
先日「クリード」の続編をVODで観賞後、スルーしてた今作を観賞。「ロッキー」以降のボクサーが主人公である映画は最終的には主人公が勝利するパターンが多く感じるが、そもその「それ以前」のボクシングがテーマの作品と言えば、例えば古くはカーク・ダグラス主演の「チャンピオン」やジェームズ・R・ジョーンズ主演の「ボクサー」それにジョン・ボイド主演で再映画化された「チャンプ」等最終的に主人公の勝利に繋がらない映画が多かった記憶がある。
この映画はトレーナー(厳密には違うが)のクリント・イーストウッド側の視点から主人公の女性ボクサーを描いたモノ。
「ロッキー」や「クリード」のようなお祭り騒ぎ的展開のない地味な作りだが、前半の主人公による連勝シーンは楽しい。逆に後半は辛い・・・これがこの映画の構成による勝利だと思う。
見終わった後心底残る作品になっている。